コンテナボックス・トランクルームの特徴

郊外のどこでも見かけるようになったコンテナボックスのトランクルーム・レンタル倉庫ですが、20年以上前から事業者を中心に個人も一部利用され、社会的認知が高まっていることはご承知のことと思います。さて、そのコンテナボックスのトランクルーム・貸し倉庫の特徴について書きたいと思います。

そのコンテナ倉庫の特徴として、車が横づけ出来ること、面積が大きいこと、利用料が比較的に安いこと等により、建築資材、商品、作業工具等、事業者の方が多く利用されるほか、1畳の小さい収納庫は個人利用もあるようです。以上がコンテナボックスのメリットでしょう。

一方、コンテナボックスの断熱材を使用しない場合の夏場の温度は室外温度に10~15度、グラウスール等で断熱対策の場合でも設置場所にもよりますがプラス5~10度になります。このようなことから自宅にあるものは長期保管には向いていないことが想像できます。

また、コンテナボックス内の空気孔はあるが換気扇が無いため空気が動かないことによる保管物の劣化、収納庫内外の温度差で結露のおそれがあることで、衣類や書類へのカビの発生、ゴム類はかなりダメージを受けてしまいます。長期になるとカビの発生する場合があります。強風時にはシャッターから砂ほこりや雨が吹き込むことも。自宅の物は熱に弱いものが多く、個人利用でのコンテナボックスへの収納保管は短期での利用がいいのですが、コンテナボックスは事務手数料や保証料もかかるので現実的ではないですね。

本来、コンテナボックスの広さは、基礎の上にアンカーで止める等、建築確認申請が必要ですので規制の対象になります。敷地内には誰でも入場できるうえ照明もないところが多く、不良のたまり場になりやすい環境になり、夜間の利用には不安が生じます。

そのコンテナボックスのデメリットを補ってくれるのが室内型トランクルームとなります。コンテナボックスと比べ利用料は高くなりますが、その設備として、空調機器、強制換気扇、LED照明、防犯カメラ、セキュリティーカード等が充実しており、安心安全に、女性の方にも利用できる環境が整っておりますので、個人利用として、衣類、家電、、書籍、キャンプ用品等、事業所の書類、商品、商品見本、什器、備品、カルテ、事務機器、サンプル、等の長期の保管に向いているといえます。

 

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